有名な話だが萩本欽一は下ネタをやらないらしい。
それは師匠の東八郎が下ネタは素人のものだからっていうのでやらなかったから萩本欽一もそれに習ってやらないようにしているらしい。
東八郎が死んだんだからやってもいいじゃんっていっても、天国の師匠に対して、まだ芸人として元気でやってますよって意味で、頑なに下ネタはやらない様にしているようだ。
なんて、素晴らしいプロ意識なんだろう。
でも、萩本欽一の奥さんはフランス座のストリップのトップダンサーだった。
ストリップ小屋の芸人だった萩本欽一はそのダンサーさんに支えられて貧乏時代を生きた。
ここにも滅茶苦茶いい話があるんだけど、まぁ知らない人はネットで検索してみてみて下さい。
萩本欽一の芸風とストリップって仕事。
ストリップに対して感謝とリスペクトがあるけど、それを決してネタにはしない信念。
個人と仕事っていうのは切り離して考えなければいけないとは思うが、ここまでカッコよくふつう決断出来ないだろう。
僕等の仕事は下ネタだから簡単なものなのかもしれない。
でも簡単って言い切る為には萩本欽一の様な圧倒的な覚悟がないと口には出してはいけないんだろうな。
萩本欽一は自分が育ててもらったストリップの事を、あくまでも芸事の一つとしてどんな風に思っているのだろう。
ちょっと調べてみようかな…。
自分の仕事の向き合い方のコツみたいなのが分かるかもしれない。
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