誰とは言わないが…まぁ言ってもいいんだけど一応黙っておこう、ひょんなことから知り合って1度だけ酒を飲んでるエロ業界に携わってる男が自殺未遂をしたらしいというのをTwitterで知った。
まだ若い大学生なんだけど、まぁ人生悩んで青春ど真ん中なんだろう。
エロ業界に足突っ込んだりしたら、SNSで軽バズりしたもんだから余計に火がついて色々とやってみてるみたいなヤツである。
それ自体は全然いいんだけど、一回飲んで思ったのは、彼は別に全く面白い人間ではないのだ。
まぁ別に僕の主観だから面白いという人もいるのだろうけど。
なんか可哀そうだったので、飲んでる最中ずっと「お前は普通の人間なんだから、そんな過激さみたいな事に逃げ込まないで頑張れ」と5時間くらい言っていた。
というのも凄く気持ちがわかるのだ。
僕も18歳のころに東京にAV監督になる為に状況してきた。思いっきり代ゼミに通う浪人生だったのにだ。
今でこそハッキリわかるんだけど、完全にエロという過激さを言い訳にして受験勉強というものから逃げたのだ。
当時は自分でもそれを自覚してないもんだ。
というか理解するのを自分のプライドが許さないのだ。
僕の場合はその後、運よく金入ってきたりして別な部分でアイデンティティを築く事が出来たので壊れないで済んだんだけど、どうやらこの彼の場合は壊れてしまったようだ。
初めて会った時にそういう空気をビンビンに感じていて、「そっから逃げた方がいいぞ!俺の経験上お前は今はまだ向いてないぞ!」と昔の自分に語り掛けるように言ったつもりだったんだが伝わりはしなかったようだ。
そりゃそうだ。僕だってその年齢の時だったらわかんなかったし。
過激な事をしたりして人の注目を集めるというのは自分の実力ではない。
それも実力のうちだと周りの人は言ってくれるかもしれない。
確かにそうかもしれない。
でも少なくとも自分ではそれは自分の実力ではないと思わないといけない。
自殺未遂なんてしちゃいけない。
過激な事の中でも後に語ってもウケないランキングの相当上位の行為だ。
人間だれしも自分は特別な人間だと思いたいもんだ。
それと同時に、年齢を重ねるにつれて、身の程を知っていく。
何かを成し遂げる人というのはそのバランス感覚がいいもんだ。
そして努力している。
過激な事をしたからってそういう立派な人と肩を並べた気持ちに決してなってはいけない。
イタい人間じゃないとそういう精神性で長続きしない。
普通の感性の人は調子に乗ったらいけない。
そんな事をこんな時間に思ったのでした。
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