働かない事がカッコいいって文化

いかにして働かずに遊ぶかという事ばかり考えて生きてきた。

効率よく働いて、なるべく暇を作る。
そしてその暇な時間を無駄に過ごす。

その無駄に過ごすという行為が一番の贅沢だという風にずっと思ってきた。

 

毎夜毎夜お酒を飲んだり、時間に縛られずのんびり過ごしていたり、要するに自分の欲望に忠実にどこまで通せるのか、という所が男気だと思っていた。

全く恥ずかしい話だ。

でも本当にそういう事をカッコいいって思っちゃってたんだから仕方ない。

前提として理屈としては分かっていた…つもりではあったのだが、それも自分では定かではないが、うん、そんなのは別にカッコよくない。

そんな事に最近になって気付いた。

 

結局、遊びには限界がある。

 

例えばSM遊びに例えるとしたら、アナルの拡張には物理的な限界がある。
そういう話だ。

 

いくら遊ぶパターンなんていくらでもあるっていったって、刺激にはだんだんと慣れてきてしまう。
例えば趣味だったら追及出来るんじゃないかって思ったりもするが、絶対にそれも飽きる。
飽きない趣味を持てる人なんて世の中で何パーセントの人なんだろう。

趣味も追及しようとすると段々としんどくなってきて仕事みたいになってくる。
義務感に縛られる。

 

そんなことを繰り返してて気づく。

そんな事するくらいだったら働けばいいんだと。
仕事みたいな意識で遊ぶくらいだったら、働けばいい。
そんな単純な事に、働く事はカッコ悪いって思ってる所があったもんだから全然気づけないでいた。腹くくれないでいたっていう表現の方が正しいかもしれない。

 

しんどい思いをするんだったら趣味よりも仕事の方がいい。
仕事の方が色々な人とかかわる事が出来る。そして何よりお金が入ってくる。

 

このブログも言ってしまえば仕事だ。
こんなに好き放題日記感覚で書いてるのに、仕事だ。

自営業の良い所は、僕が、僕自身で、これは仕事でこれは仕事じゃないって決めれる所だ。
勿論、責任はとらなきゃいけないからリスクはある。
でもギャンブルみたいなもんでリスクがあるから楽しいって部分も大きい。

 

 

働く事はカッコ悪い事じゃない。むしろどう考えたってカッコいい。

それを文字にしたかっただけの為に書いたブログでした。


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