人に値段をつける商売、それが風俗

世の中は平等じゃないなんていうのは当たり前だが、現代社会において「俺はお前より上の人間だ」とかそんな差別的な事を大っぴらにいうやつは、ほぼいない。

 

社長、部長、平社員みたいなランク付けは世の中にはあるが、それは今までの努力の積み重ねだったりのは皆重々承知の上の社会の仕組みなので、文句をいう人はいない。

 

そう考えると風俗って仕事は相当に特殊だと思う。

いってしまえば女の人であれば、やろうと思えば誰でも出来る仕事、それが風俗だ。
モデルの仕事みたいに、一部の人だけが食べれるという性質のものではない。

 

誰でも風俗で働けて、皆、値段が違う。

そしてその値段は、ほぼ努力以外の部分で決まる。

そもそもの美醜。可愛げ。

勿論努力も必要だが、努力すれば値段が簡単にあがるかっていうとそうでもない。

頑張ってない子の方が男は可愛げがあるっていって好んだりもするからだ。

風俗という仕事にモチベーションを求める人達は、それはそれで一部だ。求めない人も相当な人数いる。

 

 

風俗っていうのは、凄く残酷で原始的な商売だ。

理不尽な仕事だ。

そもそも才能にこんなに左右されるって事において、風俗の右に出る仕事はないんじゃないだろうか。

誰でも出来る仕事なのに、努力でカバーできる部分が凄く少ない。

 

 

僕はそういった意味での風俗業界の景色というのが凄く好きだ。

きっと女の子にも、僕と同じように、この風俗業界の理不尽で正直な世界の方が生きやすいって子が沢山いるんだと思う。


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